イメージで決めつけるのはもったいない!ドイツ語の命令形は意外と簡単!!
今回は
対話の相手に
何かを要求するときに使う
命令形を紹介します。
ドイツ語の命令形の特徴は
「du」「ihr」「Sie」のそれぞれに対して
異なる命令形があることです。
つまり
3種類の命令形が必要となります。
これだけ聞くと
複雑そう、難しそう、めんどくさそう
などと思うかもしれません。
実際そう思って
すぐに拒否反応を
示してしまう人も多くいます。
ただそのイメージだけで判断するのは
非常にもったいないです!
そういったすぐ諦める人たちがいるからこそ
これをしっかり習得すれば
彼らに差をつけられる
ということになります。
一気に点を伸ばせるチャンス
と捉えましょう!
命令形もテストでは頻出なので
この分野を捨てている人たちに
一気に差を
つけちゃいましょう!!
まずはじめに
以前のブログで
ドイツ語の動詞の位置は
文頭から2番目という話をしました。
しかし
今回紹介する命令形では
はい・いいえで答える疑問文同様に
動詞を文頭に持ってきます。
命令形は動詞が文頭にくる
ということを覚えてください。
さて
ドイツ語の命令形には
3種類あると伝えました。
「du」「ihr」「Sie」に対する
それぞれ異なる3つの命令形があります。
まずは一覧にまとめてみたので
こちらをご覧ください。
黄色いマーカーで示した場所が
注意ポイントです。
1種類ずつ順を追って説明します。
① duに対する命令形
主語を省略し
文末は「!」で締めます。
「gehen」などの
一般的な動詞は
不定詞の語幹
(動詞の一般形にenを取った状態)
という形で作ります。
「sprechen」などの
du, erの箇所でe→i/ieとなる動詞は
変化させて語尾のstを
取り除いた形で作ります。
「sein」は
Seiという形になります。
これだけ変則的な形です。
② ihrに対する命令形
duと同様に主語を省略し
文末は「!」で締めます。
こちらは
「gehen」「sprechen」「sein」
にかかわらず
ihrの動詞の変化と同じ形
で作ります。
表を見てわかるように
すべてihrのときの
動詞の変化と同じ形をしていますね。
③ Sieに対する命令形
この場合のみ主語は省略せず
文末は「!」で締めます。
「gehen」「sprechen」ともに
Sieの動詞の変化と同じ形
で作ります。
「sein」は
Seienという形になります。
こちらだけ変則的な形です。
長々と説明してきましたが
注意すべきは
1. duに対する
「sprechen」型動詞
2. Sieに対してのみ主語がいる
3. 「sein」のそれぞれの変化
この3点です。
この3点を注意すれば
ドイツ語の命令形は
決して難しくありません。
この3点だけ
気をつけてください!
そして
今すぐしてほしいことは
「命令形は難しい」
という考えを捨てることです。
上記の3点だけ気をつければ
なにも難しくはありません!
「3種類あって覚えるの大変」
のようなイメージは
すぐに振り払いましょう。
ただのイメージです!
テスト勉強で
この命令形を捨てる人は
たくさんいます。
ただ彼らのように
捨てるのは
本当にもったいないです。
ここでしっかりマスターして
彼らと差をつけましょう!
点を伸ばすチャンスです!!
ぜひやりましょう!!